yoshitake_1201’s diary

テストのこととか、ペンギンのこととか書きます。

とちぎRubyの勉強会 拡大版 参加ブログ #toruby

2023/8/5(土)にあった、とちぎRubyの勉強会 拡大版の感想ブログ。
自分用の覚え書きなので、参加してない人は読みづらいかも(参加してると読みやすいというわけでもない)。 toruby.connpass.com

前座

track8さんによる前座。
エスト・サイド・ストーリーのてんどん、面白かったなぁ。 3年前にあったとちぎRuby会議09(たぶん初オンラインのやつ?)でお手紙を書かれていたのはこの方だったのか〜と勝手にちょっとしみじみ。 ゆるっとしてて良かった ウエスト・サイド・ストーリー見たことないから、お盆休みに見てみようと思う。 magazine.rubyist.net

せきさんの割り込みの話と契約の話

せきさんの話を生で聴くのはたぶん4回目。
(とてか05JaSST Review'19JaSST'19 Kyushu→今回)。
テストやチームじゃない話を生で聴くのは初めてでなんだか新鮮だった。

speakerdeck.com

割り込みっては実はポーリングだった的な話。面白かった。 途中で話にもあったけど、割り込みは特別な何かだと思ってた人に自分は該当する。 実はちょこちょこと確認しててなんだかかわいいなぁと思った。

speakerdeck.com

assertの話は、最近「『ソフトウェアテストカイゼンする50のアイデア』読書会を聴く会」でも少し話にあげてくれたなぁって思い出しながら聴いた(ちょうどそのあたりの回をaki.mさんがブログに書いてくれている。ありがたい *1 *2
「せきのコードのバグが以上に少ないのはなぜか問題」は、どれだけ少なかったのかとっても気になった。 あと、少ないってことは0ではなかったってことだと思うので、そんな中どんなバグがあったんだろう?っていうのも。

せきさんは自慢がうまいので聴いてて楽しかったなぁ。 asserについての理解が全然ということがわかったので、ひとまずassertについて調べてみることにする。

ruby.wasmハッキングガイド

speakerdeck.com

なかじまさんのブラウザでRubyをキメると気持ちいいという話。
自分がRubyを書かないからなのか、キメる気持ちよさが最初はピンときてなかった。 でもギークな話を聴いていき、最後に実際に動かしてもらった画面で.rbのファイルがネットワークタブに表示されてブラウザ上で動いているのがわかったときは自分も「おぉぉ!」と感動したから、少しだけわかったかもしれない。
あと、ブラウザ上で動くってことはRubyを試す機会が増えるから自分も勉強しやすい(試しやすい)のかなぁ?とか思った。
それと、もしお仕事でruby.wasmを使うとなったときに、Rubyを書いてる会社の数名は「ブラウザ上でRuby動いてるんですよ。すごくないですか!?」と嬉々として言ってそうだなぁと想像できたから、たしかにキメると気持ちよさそうだって思った。 なかじまさんが見せてくれたシステムがとてもきれいですごかった(最初、表示されている文字は画像かなぁと思っていたら、文字はプログラム中にあったのでびっくりした)。

研鑽Rubyプログラミング勉強会

「研鑽Rubyプログラミング」の読書会。
普段のtorubyでやっていることらしく、今回は、第5章「エラーに対処する」の最初から。訳者の角谷さんの音読で進行した。 訳者による音読、とても貴重な体験だったなぁ。

Rubyを書かないからついていけるか心配だったけど、自分でもわかりやすいテーマと内容だったのでだいぶついていけた気がする。 特に言語によって同じような場面でも失敗したときにエラーを返すのか、例外を発生させるのかといった思想の違いがあるというのを知れたのがよかった。 自分は普段全然意識しないから、そんな違いがあるのか〜!となった。
あと「コードで書くと2 ~ 3行で伝わることを、日本語で説明するのが難しい」(うろ覚え)といった話が出てて、たしかになぁと思った。配列の要素がないところを参照して〜とか言わなくてもコードを書いたら何したか伝わるのすごい。
ただ、後半になると、Rubyの具体例が出だして自分はよくわからなくなってしまった(具体例が出るとわからなくなる、っていう珍しい体験だった)。だけど、みんながうんうんうなずいてたり、同じようなところでん?となってそうなのが感じれて面白かった。あと、終わってから「これってそう感じるものなの?」と一緒に行った後輩に聞いたら「そうですね」って教えてくれたので、そういうものだったらしいこともわかってよかった。

あと、オープニングだったっけ? 「研鑽Rubyプログラミング勉強会のターンで本はなくてもいいんですか?」という質問に米澤さんが「大丈夫ですよ」って答えた後、角谷さんが「Lambda NOTEでお求めいただけます」って返してたやり取りがまるで打ち合わせしたみたいにきれいでとても面白かった。

続きを読んでみたいなぁと思ったので、福岡に帰ってからちゃんと原著も買った(中級から上級のRubyプログラマーではないけど、自分自身のプログラミングを改善するために原則とトレードオフを学ぶことに関心のある方には当てはまるのでよし!)。

研鑽Rubyプログラミング ― 実践的なコードのための原則とトレードオフwww.lambdanote.com

GAIとRuby

speakerdeck.com

酒匂さんによるGAI(Generative AI)を使った事例や応用の発表。6月のSS2023で話された内容を元にさらに追加もあるという感じだった。

個人的に、SS2023での酒匂さんのお話がめちゃくちゃ良くて、酒匂さんの資料を参考に、実際にChatGPTを使ってコードを生成してテストツールをいくつか作ったりしてた。 そんな中もう1度、酒匂さんのお話を聴くことができたのはとても幸運だった。特によかったのが伝えることと翻訳することの部分のお話をもう1度聞けたこと。 モデルの表現方法をAIに任せるというのは自分もいくつか試してみようと思った。 そして紹介される事例もお話もすごいことだらけだったんだけど、何よりも、そんな風に使おうと思う(使い方を思いつく)ところがすごいなぁと自分は思った。

テストの健全性とコンテキストにおける重要度の変化について思ってることを話したい!

今回の「とちぎRubyの勉強会 拡大版」をやるきっかけになったというヨシオリさんのターン。
誰かが言ったことに参加してる人がそれぞれ考えて、気になることがあったら口に出して、もし言いづらくてもついポロッと口に出しちゃったりしてそうな、よい時間だった。 50分しっかり脳みそを使ったおかげで自分はヘトヘトになってしまった(もちろんよい意味で)。 直前に芋ようかんを食べてなければダメだったかもしれない。芋ようかんとても美味しかったです。

プログラムを書くのを生業にしてる人が多い中で、テストについての考えを聞けたのよかったなぁ。 あと、たしかせきさんか米澤さんが言ってた「時間は限られてるからお得なテストはなんだろうって考える」っていうのは真似して使おうと思った。 うちのチームもテストを減らしたいんじゃなくて、もっとテストしたいんだよね。っていう話を、福岡に戻ってからsaeと話した。

それから、めちゃくちゃ一方的な思い出なんだけど、ヨシオリさんを知ったのは、とてか05のとき。 120秒LTが時間切れになり途中で終わるやいなや、すごい勢いでホワイトボードに2回目の名前を書いて、「で、続きなんですけど」ってLTの2回目をしてて「めっちゃアツい方だなぁ」って思った。 その短い時間だけだったんだけど、そのときのことがなんだかとても印象的で、今回のテーマを見たとき、せきさんたちととちぎでどんな話するんだろう?って気になって今回参加したいなぁって思った。 そして参加してよかったって思う(もしこの思い出が間違いだったりもし違う人だったら…それでも今回参加できてよかったのでそれはそれでよし!)。

LTのターン

覚えてることをつらつらと。

  • タイマーがとってもよかったなぁ。かっこいいし。ちゃんと拍手や歓声も出るのよかった。モードの切替がサクッとできてるの良いよなぁ。使い勝手良さそう
  • ルービックキューブうまくてすごかった。練習用のあるのすごい。作ったのかな?
  • 本めちゃくちゃ読まれててすごかった。感想がところどころ秀逸でおもしろかった
  • Rubyにまつわるクイズおもろかった。みんな結構正解しててすごい。最後の問題が単語なのか言語なのか気になった
  • TDDでFailになったのをさらにAIが直して〜っていう話。すごい世界だった
  • 自己紹介に自分のレントゲン写真を使ってる人を見たの、かれこれ4人目でびっくりした。栃木では流行っているのかもしれない
  • ボルダリングすごかった。ちょっとずつ繰り返してできるように〜ってところがとても好き
  • 舞踏!(チグリス・ユーフラテス?に住む人々の文化の本、面白そうだったけど舞踏の印象が強すぎて忘れた…)
  • 読書会のBGMの原曲があったの知らなかった(忘れただけかも)。原曲とてもよかった
  • 推しにあったときの気持ちめちゃくちゃわかる。自分も一度遭遇したことがあるけど、頭の中が真っ白になったなぁ
  • 自分は最近あった珍しい事象(DBリセット事件)の話をした。120秒には間に合わなかった

おわり

本当は翌日にでも書きたかったんだけど、移動もあったし当日頭をいっぱい使ったのもあって疲れたので今日にw(でも今日書いているのでよし!)
ブログを書きながら当日のことを思い出して、あーよい時間だったなぁ、って何度も思った。

それに今回は会社の後輩と一緒に2泊3日で行ったんだけど、行きの飛行機、新幹線、前日の夕ご飯、当日終わってからコンビニへ買い物に行く道中、帰りの新幹線、東京での食事中などなどの時間でずーっと開発に関わる話やとちぎでの話もできて、それも楽しくてよかった(帰りの飛行機では自分は疲れ果ててずっと寝てた。後輩氏はずっと読書してたらしくすごかった)。

あ、あととっても重要。
ソフトウェアテストを改善する50のアイデア」に鉄平さんからのサインをやっともらうことができた! コメントまでいただけてとても嬉しかった。25番はよしたけです。

www.shoeisha.co.jp

それから今回、セコンさんに大変お世話になったし、差し入れにあったシフォンケーキがふわふわでとても美味しかった…。感謝しかない。

あれからまだ一週間しか経ってないのかぁ。もっと前だったようにも感じる。めちゃくちゃ濃い時間だったなぁ。また行きたい。
いいtorubyだった。

おまけ①

前日の夜に入った、黒磯駅の近くにある「Pico Pizzeria」ががとても美味しかった。 野菜もお魚もお肉も美味しくて。またとちぎに来たときは絶対行くと思う。 pico-pizza.jp

おまけ②

今回キャリーケースを新調したんだけど、それがとてもよかった(OltimoのOT-0861-46)。 まぁまぁ力がないので、元が軽い & キャスターのロックがめっちゃ便利だった。

lojel.co.jp